チョコレートはお菓子の王様、お菓子と言ったらチョコレートを連想される方も多いのではないでしょうか・・・?
私は幼少の頃よりチョコレートが大好きで、駄菓子屋さんに行くと何らかの形でチョコレートが使われている物を探していた記憶があります。そんな私が洋菓子の業界入った時、チョコレート一粒の値段の高さに驚き、幼少の頃に抱いていたチョコレートのイメージが一瞬にして崩れて行きました。(こんな高額なチョコレート、子供が買えないではないか・・・?)正直わたしは疑問を持つ以上に不信感さえおぼえました。


そんな思いを持ちながら若きパテシェ時代を過ごした数年後、本格的にチョコレートを勉強する機会に恵まれました。その頃から私のチョコレートに対する考えがどんどんと変わってきました。子供の頃に食べたチョコレートと我々が追求するチョコレートは全く別物である事を・・・。素材の勉強・技術の習得の中から今のチョコレートの考え方が、構築されていきました。決して高いと思った感覚を否定はしませんが、価値観の有る一粒を作るために、素材で有るカカオ(チョコレート)にも色んな種類が有ると言うこと、また一粒を作るための手間暇に驚かされました。私たちが作るチョコレートは、子供の頃私が食べていたチョコレートではいけないと考えました。


エゴイストはそんな職人の《わがまま》から作られた、ジャンルプランのチョコレートブランドです。
もちろん若きパテシェ時代に感じた思い(コストパフォーマンス)も最大限の努力をしました。


世界でたった一粒のチョコレートをテーマに、私が2008年秋渡仏し、フランスのチョコレートメーカー「バリーカレボ社」との提携で、世界でたった一つのオリジナルチョコレートブランド『エゴイスト』を開発しました。フランス(バリーカレボー社)から年間契約《特別注文》で送られてくるカカオを使用し、温度管理の行き届いたショコラ専用のアトリエで、卓越した技を持つショコラティエ(チョコレート職人)が渾身一粒のチョコレートを作ってまいります。一粒一粒心を込めて作るトリフやボンボンなどエゴイストのチョコレート商品を是非一度ご賞味下さい。
職人として菓子作りに《わがまま》でいたい!エゴイストそれは私自身の思いなのです。